事業環境
経済状況は一時的な波があるものの、長期的にはやはり下降状態にあり、各施設の売上、単価ともに減少が続いています。
装置産業である業界は本来なすべき設備投資の余裕がなく、また働く人のモチベーション低下も目立ち、経営資源の劣化が進んでいます。
財務面では多くが過剰債務に苦しみ、さらにキッシュフローの悪化から、もはやこれまでの対処療法では立ち行かない危機的な状況にあります。
金融機関にとっても、結論の先送りをいつまでも続けるわけにはいかず、また抜本的解決の担い手不足も状況をより厳しくしています。
それでも依然として金融機関と企業経営者の現状認識のズレは大きく、目指すべき方向の不一致は顕著で、中々ベクトルが同じになりません。